こんにちは、なかむーです。
ご覧いただきありがとうございます。
今回はダイワ ハートランドシリーズのスタンダードモデルである722MHRB-19をご紹介したいと思います。(2020年中頃に購入しました)
ハートランド歴代の作品の中で高く支持された04白疾風と07白疾風をベースにメインマテリアルをHVFからHVFナノプラスに昇華させ、チューブラーパワースリムのセンターカット2ピース仕様。ハートランド伝統のへら合わせとV-ジョイントを搭載し1ピースと遜色ない綺麗なベントカーブを見せる村上調子となっている。チューブラーパワースリムの細径肉厚ブランクは筋肉質なブランクでありながら径が細い故にねじれやすいというウィークポイントをもっていたがX45でアシストされ捻れにくいブランクに生まれ変わり、しなってから戻りの早い3DXのサポーター効果によりレスポンスが向上。キャストやフッキング、ファイトなどのダイナミックなアクションに対し、遊びやパワーロスといったものを一切排除したブランクとなっている。 ノーシンカーやテキサスリグ、ラバージグの掛けものはもとよりバイブレーション、クランクベイト、ミノーまで扱え、04&07白疾風とは異なる仕上りとなっている。
引用元URL:
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/bass_rd/heartland_ags_b/index.html
僕はバス釣りをしませんが、こちらのロッドはバスロッドになります(笑)
バス釣りをしない僕がどうしてこのロッドを購入し、実際に使ってみてどうだったのか解説していきます。
ハートランドとは?
まずはハートランドについて簡単に説明しますよ♪
”ハートランド”はダイワのバスロッドシリーズの中でも、”スティーズ”の様なトーナメントチックなロッドとは異なり、おかっぱりを強く意識されたロッドになります。
また、村上晴彦氏が監修されており、一般的なバスロッドとは一線を画す特徴的なラインナップが魅力的なシリーズになっていて、それらが強く反映されたAGS搭載のフラグシップモデルと価格を抑えたスタンダードモデルからなります。
フラグシップとスタンダードではブランク素材、ガイド、塗装が違いますので、シマノでいうワールドシャウラとスコーピオンの関係性に近いです。ただし、ハートランドは1本1本個性が際立っているので面白味があると思います。(ラインナップが少ないとも言う)
こちらなんかは2022年モデルのフラグシップモデルである852ML+FS-SV AGS22になりますが、バスロッドとしてはかなり異色であることが伺えますよね。
引用元URL:
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/bass_rd/heartland_ags_spinning/index.html
スタンダードモデルは2018年からスタートしてますが、最初のモデルはハートランドらしさが薄くなってしまったようで、2019年以降はかなり力を入れてハートランドらしさを出したモデルになっていると村上氏も仰っています。
引用元URL:
フラグシップ、スタンダード共に年々値段が上がっていきますし、生産量も多くはないのでなかなか手に入れることが難しいロッドシリーズにはなります。特にフラグシップは過去のモデルが某フリマアプリや某オークションサイトで高額に取引されていて、もはや芸術作品と言っても差し支えないレベルだと思います。
今年2022年からは新たにリベラリストというオールジャンル向けのラインナップも追加されましたので、益々今後のハートランド事情に注目が集まること間違いナシですよ!
引用元URL:
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/special/product/hl_liberalist/
このロッドを選んだ経緯
次は722MHRB-19を選んだ経緯を説明していきます。
まず使用イメージは以下の通りでした。
・対象魚は30㎝以上の根魚
・使用場所は漁港堤防のテトラ周り
・シンカーは7g前後想定
・バス的な巻きの釣りもやりたい
これらの用途を満たすようなロッドを各メーカーのロックフィッシュロッドから探してみましたが、いまいちしっくりくるものが見つかりませんでした。なんせ長さを必要としていなかったからです。そこから更に色々調べていくうちに割とバスロッドを使用している人がいることに気が付きました。
そこからは結構早く選択肢が絞り込めてきました。シマノのポイズンアドレナ172Hか、ダイワのハートランド722MHRB-19の2択です。
そして最終判断のもとになった要因は次の2つになります。
・レギュラーアクションによる釣趣の良さ
・見た目(飾り巻きやストレートグリップ)の良さ
やっぱりヤマガを使っているような僕にはよく曲がって竿が仕事をするイメージが好印象でしたし、まるで日本刀の柄の様な美しい飾り巻きやシェイプされたEVAグリップは所有欲も満たされそうだなと感じたんです!
こうして僕はハートランダーへの道を歩み始めることとなり、以降もハートランドを購入していくことになりますがそれはまた別の記事で紹介することにします(笑)
実際に使ってみた感想
ここからは実際に722MHRB-19をロックフィッシュに使用してみた感想を書いていきますよ♪
合わせるリールはシマノの18バンタムMGL XGで、最初は純正スプールにフロロの16LBを通しで使用していました。7gビフテキにワームはINX.LABELのスワシャ4.8でテトラの切れ目をスイミング気味に通すと、押さえ込まれるようなグンっというアタリにスイープに巻き合わせでフッキング!!入魂は25㎝程のベッコウゾイでした!
同じ日には偶々ですが漁港内のナブラ打ちで60㎝のワラサも釣れちゃってます!
これぐらいまでの青物が強引にファイトする限界ですかね。というのも、ファイト中にこれ以上いくと折れそうっていうロッドの曲がり(バッド)の限界を感じたんですよね。まあ、必要十分だと思います👍
次釣行からはバンタムのスプールを純正シャロースプールに変更して、メインラインをPE1.5号、リーダーに16LBのフロロかナイロンという構成に変更しました。そうすることでスワシャ4.8+ウェイテッドフックの組み合わせ(総重量:約10g)が快適に投げれるようになり、テトラ際のそこまで深くないところをスローに攻められるようになりました。個人的に好きなリグでよく使いますので、試されてみてはいかがでしょうか。
上記のリグにて、チビソイかと思ったら自己記録である28.5㎝のメバルも何故か釣れちゃう感度としなやかさがあります。
かと言えばお腹パンパンの40㎝UPのベッコウゾイも浮かしてこれるパワーもあります。
このロッドはカタログ値で154gということで、長さの割に結構重いと感じると思いますし、僕も最初は重さを感じてました。でも使っていると慣れてくるもので、寧ろ安心感があり、ドラグフルロックでの強引なファイトが怖くありません。
また、もう一つ気に入っている部分があります。それはEVAグリップです。ハートランドに使用されているEVAは硬質EVAで、質感・触感がかなりいいです。強く握っても潰れにくいですし、適度な重さがあることでロッドの重量バランスにも寄与していると感じています。
まとめ
では最後にまとめをしようと思います。
今回ご紹介した722MHRB-19は
・一般的にロックフィッシュロッドとしては短い72という長さ
・中、近距離に向いているパワー感
・レギュラーアクションでベリーまでしっかり曲がる
・カタログ値で154gという自重
・バッド部の飾り巻きとEVAストレートグリップ
という特徴があります。
これらの特徴は人によってはメリットにもデメリットにも成り得ると思いますが、僕にとってはこれらがメリットとして享受できていますので、とても満足感は高いです。
今回のハートランド722MHRB-19の紹介はいかがだったでしょうか?僕が調べた感覚ですと、あまりハートランドのスタンダードモデルをソルトに流用している人は少なく感じていますので、少しでも参考になればいいなと思っています。
今後も僕が持っているハートランドの紹介をしていこうと考えていますし、これからもハートランドを購入していきたいと思うぐらい気に入っているロッドシリーズです。
皆さんにも是非ハートランドの良さを少しでも知ってもらえたり興味を持ってもらえれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた次回をお楽しみに!